感染予防に効果的なオンライン診療とは

オンライン診療でリスクを最小限に

オンライン診療でリスクを最小限に

感染を避けるために

新型コロナウィルスの流行によって受診の形も変わりつつあります。これまでは病気になったら病院に行って医師の診察を受ける「対面診療」が当たり前でしたが、最近は自宅に居ながら診察が受けられる「オンライン診療」に注目が集まっています。これは何が原因で感染するか分からず、しかも病気で免疫力が落ちている状態で感染してしまうと重症化するリスクが高くなるとのことで病院に行くこと自体に不安を覚える人が増えたためです。

メリットとは

オンライン診療のメリットは4つあります。まずは「時間が短縮される」ことです。対面診療は受付をし、それから診察・会計、という流れになりますが、多くの患者さんが順番に受付、診察、会計を行うため、呼ばれるまで待たなければなりません。ですが、オンライン診療は診察が予約制になるため、待合室で呼ばれるまで待つ必要がないのです。診療時間になったらスマートフォンやPCの前で待機すればいいだけなので、待つためだけに時間を費やすこともありません。また、会計や薬の処方もオンライン上で行うので対面診察の時のように時間もかかりません。
2つ目は「診察場所を選ばない」ということです。ネット環境があれば、自宅や外出先などで診察を受けることが可能です。わざわざ病院に足を運ぶ必要はありません。
3つ目は「薬を取りに行く必要がない」ということです。これは院内処方に限りますが、薬局ではなく自宅に薬を郵送してもらえるため外出による感染リスクを下げることができます。ただし、院外処方は薬ではなく処方箋が届くため、その場合は薬局に行かなければなりません。
4つ目は「院内感染のリスクがない」ということです。そもそも病院へ行かずに自宅で診察・薬の受け取りができるため、感染者と出会う機会がないのです。症状がよくなるまで他者と会う機会がないため治療に専念できます。

どのようにオンライン診療を受けるのか

感染リスクを下げるために効果的なオンライン診療ですが、要望に対して医療機関の準備が整っていないのが現状です。オンライン診療ができる病院は少しずつ増えてきてはいますが、すべての病院で導入するとなるとそれなりの時間が必要でしょう。
オンライン診療を受けたい場合は、まずかかりつけの医療機関へ確認しましょう。オンライン診療を受けつけている病院であればそのまま診察予約ができます。まだオンライン診療に対応していない場合は、オンライン診療ができる病院を紹介してくれます。確実なのは電話による問い合わせですが、最近はオンライン診療に対応している病院が増えてきているため、便利なアプリが登場しています。当サイトがおすすめするのは近隣のオンライン診療対応の病院を探すことはもちろん、24時間いつでも予約ができる「CLINICS」です。ぜひ利用してみてください。

感染予防について詳しく知りたいなら

  • 今一度、感染予防の見直しを検討すべき

    転職サイトはどうやって選ぶ?

    感染症対策を徹底している職場で働きたいなら、ポイントを押さえた上で転職サイトを活用しましょう。働きたいエリアの求人を取り扱っているかどうかも、チェックしたいポイントの一つ。ほかには、求人数や実際に転職サイトを利用した人の声なども参考にできます。

  • 注意すべきは院内感染

    「病院=安全」ではない

    院内感染を防ぐには病院側だけではなく、働いている職員や入院している患者さん、お見舞いに来た人など、病院に関係しているすべての人が正しい知識を持ち、一緒に取り組むことが大切です。遠慮せず、感染予防対策が実践できているかどうかを確認し合いましょう。

  • 看護業務の基本「感染予防」

    感染とは?

    感染経路について知っておくことも大切です。感染経路は「飛沫感染」と「空気感染」の2つに分けられます。飛沫感染は感染者の咳やくしゃみをした時の飛沫を介して感染するのに対し、空気感染は空気中に浮遊している病原体を吸い込むことによって感染します。

感染予防に注目

新型コロナウィルスが世界的に拡大している影響もあり、国民全体で感染予防の意識が高まっています。医療の最前線で働く看護師は特に感染リスクが高いため、感染予防を徹底することが大切です。看護師の感染予防についてまとめている当サイトへのお問い合わせは【こちら】から。