万全な感染予防はない

感染対策は本当に万全なのか?

感染対策は本当に万全なのか?

手洗いで予防した気になっている

感染対策で効果的な「手洗い」ですが、毎日しっかり手を洗っていても感染のリスクがゼロになったわけではありません。新型コロナウィルスのニュースでも感染経路が分からない市中感染が大きく取り沙汰されていました。感染者が身近におらず、感染対策も十分なのになぜ感染してしまうのか。それは身近な物にウィルスや細菌が付着しているためです。
院内感染を調査したある研究によると、細菌が検出されたのは医療従事者が着用している白衣や使用している携帯電話でした。白衣は全体の約2割、携帯電話は約8台に1台の割合で検出されたそうです。また、医師と看護師が使用したペンを調査したところ、病棟で発生している病原体と同じものが検出されました。白衣や携帯電話、ペンは普段から使用している物です。しっかり手を洗っていても菌が付着しているペンを使っていたら清潔な手ではなくなってしまいます。その手で患者さんを処置したらどうなるでしょうか。病気などで免疫力が下がっている場合はすぐに感染してしまうかもしれません。清潔にしていると思っていても物を介してウィルスや細菌が付着していることを覚えておきましょう。下記のサイトには身近な物からウィルスや細菌が検出された事例を紹介しているので、目を通してみてください。

手洗い後の「無意識」に注意!

ある調査によると、手洗いを行った31人うち10人が「手洗い後」に不潔だと思われている箇所にふれていることが分かりました。例えば、手洗い場の鏡を見ながら髪やメガネにさわったり、白衣で手をふいたりなどです。ほぼ全員がそのような行動を「無意識」で行っていました。
また、処置に使った手袋を着用したまま歩き回ったり、カーテンやドアノブをさわったりといった行動を無意識にしている人も少なくありません。手袋の表面にはウィルスや細菌が付着している可能性があります。その状態で歩いているだけで院内に病原体をまき散らしているのです。
また、手洗い同様、感染予防に必須のマスクですが、ただつけていればいいというわけではありません。確実に鼻と口を覆うようにつけなければ意味がありません。食事などでマスクをつけたり外したりすることがあると思いますが、手が鼻や口にふれることによって感染のリスクも高まります。マスクにウィルスや細菌がついている可能性もあるため、使い捨てのマスクや手袋は1回使ったら捨てるようにしましょう。

感染予防について詳しく知りたいなら

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    院内感染を防ぐには病院側だけではなく、働いている職員や入院している患者さん、お見舞いに来た人など、病院に関係しているすべての人が正しい知識を持ち、一緒に取り組むことが大切です。遠慮せず、感染予防対策が実践できているかどうかを確認し合いましょう。

  • 看護業務の基本「感染予防」

    感染とは?

    感染経路について知っておくことも大切です。感染経路は「飛沫感染」と「空気感染」の2つに分けられます。飛沫感染は感染者の咳やくしゃみをした時の飛沫を介して感染するのに対し、空気感染は空気中に浮遊している病原体を吸い込むことによって感染します。

感染予防に注目

新型コロナウィルスが世界的に拡大している影響もあり、国民全体で感染予防の意識が高まっています。医療の最前線で働く看護師は特に感染リスクが高いため、感染予防を徹底することが大切です。看護師の感染予防についてまとめている当サイトへのお問い合わせは【こちら】から。